「ゲゲ、ゲゲ、ゲ、ゲ」
今年も吉備中央町に、ブッポウソウがやって来ました!
ブッポウソウとは夏に東南アジアからやってくる渡り鳥で、吉備中央町の人気ゆるキャラ、へそっぴーのモデルにもなっています。
遠目で観るとカラスのような感じなのですが、頭は黒で(ちょっと頭でっかちに見えますが、そこもキュート)オレンジのクチバシ、体はターコイズルー。羽根を広げると瑠璃色と白い斑点が、目に鮮やかな美しい鳥なのです。
そもそも「ブッポウソウ」というこのへんちくりんな名前は、「仏法僧(ブッポウソウ)と鳴く」ということからついたのですが、実際は「ゲゲ、ゲ」と、お世辞にも美しいとは言えない鳴き声。「ブッポウソウ」と鳴くのは実はコノハズクだった!という、人まちがいならぬ鳥まちがいの、なんとも「とほほ」な由来となっています。
今や絶滅危惧種とあって、この季節になると毎年各地から多くの野鳥観察の方々が、吉備中央町に訪れます。暑い最中、ひたすらカメラを持っての待ちの姿勢。皆さま本当にブッポウソウ愛なくしては、できない観察です。
ですが、非常に残念なことに今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観察所の横山様は閉鎖中、カメラマンの皆さまにも自粛をお願いしている次第です。
が、やはり観てみたい!と思うアナタに朗報です。
なんと!「ブッポウソウ吉備中央町会」副会長の黒瀬さんのFaceBookページにて、過去のブッポウソウの写真と観察記を見ることができるんです。
是非、↓こちらをチェックしてみてくださいね!
●横山様 仏法僧
https://www.facebook.com/…/%E4%BB%8F%E6%B3%…/100008337367331
今が見頃!
さて、吉備中央町のオンシーズンはブッポウソウだけではありませんよ!今、蛍が見頃となっています。私の家の前には農業用の小さな川が流れていて、そこでも蛍を見ることができるので、毎年この季節になると、家の前で蛍を見ることができる「贅沢な気分」を味わっています。
その淡い光は、よほど近づかない限りカメラには映らないのが悲しいところ。(いや、お高いカメラなら映るのでしょうが)そんな、悲しい思いを知ってか知らずか、友人の手に蛍がとまってくれました。(ただの光に見えますが)
今年は新型コロナウイルスのせいで「来てください!」とは言い難いのですが、来シーズンは是非、吉備中央町で生のブッポウソウと蛍を観に来てくださいね!
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